生命保険の先進医療特約で利用することができるインプラント

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インプラント手術は基本的に生命保険の医療特約や医療保険ではカバーできません。
これはどこの歯医者さんに聞いても無理だと言われますし、保険会社に問いあわせても断られます。
私もこの手術をすることが決まってからかなり各方面に問い合わせましたが、むりであるという回答を得てあきらめました。
そもそも歯科治療をカバーする医療保険というのはほとんど存在しないので仕方ないのですが、最近聞いた話で、ある条件を満たしていれば一部の生命保険を利用してインプラント治療の保険料支払が適用になることがあることが分りました。
しかし相当な条件を次々クリアしていないと適用にならないようなので、その条件について書いてみます。
まず、生命保険のほうは先進医療特約がついたものに加入している、もしくは最近発売されている先進医療保険というものに加入している必要があります。
通常の生保の医療特約や医療保険ではまったく話になりません。
したがってこの保険に加入していることが必須条件ということです。
次にインプラントの手術を行う歯科が先進医療歯科医でないとだめということになります。
つまり近場の歯科でインプラント施術がうまいからといって治療をしてもらうことだけでは、これまた保険適用の要件を満たさないことになります。
まあこの二つの条件をクリアするというだけでも結構大変ではないかと思います。
さらにですが、厚生労働省が規定している65種類の先進医療技術の利用に適用していないと駄目という条件がついています。
内容をチェックしてみますと二つの技術が含まれています。


この二つの先進医療技術というのは、まず歯周外科治療におけるバイオ・リジェネレーション法というものと、歯科用CAD,CAMシステムを用いたハイブリッドレジンによる歯冠補綴が加えられています。
内容を読み込みますと前者のほうは歯周病にからんで骨の欠損がおこりそれを歯周組成再生誘導材料というものを使って補正することが要件になっています。
また後者は最近流行りのCAD、CAMを使って歯の形を作りだすことが必要になるようで、それこそ3Dプリンターで歯の形を作り出すぐらいの内容のものだと思います。
こうした先端技術要件を満たした上でインプラントにしていく必要があるということです。
実際インプラントにしていく上で、これだけの要件を満たさなくてはならないのは相当絞られたケースであり、しかもこうした先進医療を利用する必然性を保険会社に示さなくてはならないので、かなりハードルの高い申請作業になるものと思われます。
またこうした先進医療を実際に施術してくれる先進医療歯科医が現状ではかなり限定されていることも、条件があてはまっても生命保険適用を相当遠ざけることになるものであることは間違いないようです。
結論からいいますとこうした条件をクリアして先進医療特約のついた生命保険での費用負担を得るのは、そうとう難しいということだと思います。
この特別な状況のためだけの先進医療特約付きの保険や先進医療保険に加入するというのは、ちょっとありえないのではないかと個人的には思います。
それよりは原資として貯金でもしたほうがインプラントに近づくのではないでしょうか。