インプラントの成功率について考える

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二年半ほど前に一本インプラントの手術をしてもらって以来、インプラントの成功率について非常に興味をもっていますが、以下の内容は実際に手術をしてもらった先生からお聴きした話ですので、きちんとしたデータに基づく話ではないですが、ご参考までに書いておきますと、インプラントの成功率というのは手術当初の話ではなく、期間が関係してくるというのが先生の説明です。
たとえば術後5年程度ではほぼ9割がそのまま問題なく使えるそうですが、これが10年になると2%程度、更に15年になるともう2%程度残存率が下がっていくということのようです。
20年以上のデータがないのは、まだそこまで経過した事例が少ないからだそうで、この先こうしたデータもつまびらかになってくるようです。
また上の歯と下の歯ではその成功率というか残存率はやはり違うようで、明らかに下の歯のほうが成功率は高いようです。
成功率についてはhttp://deltasummit.org/06.htmlにも解説されていました。
これは力のかかり方にも違いがあるらしく、上の歯のほうが断然むずかしいとの説明を受けました。
実際には上頤に固定している歯の場合、5年で1割弱ぐらいは修正を余儀なくされるケースもあるようです。
あとは利用者自身のメインテナンスの問題で、知らず知らずのうちに歯周病になってしまってうまく使えなくなるといったこともあるようなので、最初の手術をもってして成功率で語っていくものではないことが非常によくわかりました。
ただ、この数字だけ聞くとそんなものかと思い勝ちですが、普通の歯科治療で問題が起こる率は実はこれよりはるかに高いという話も伺いましたので、結構高い成功率といえるようです。


結局長もちするかどうかが成功率に係るということなので、いかにメインテナンスをするかが最重要課題といえるようです。
使い続けていますとたしかにインプラントえあるという意識が段々なくなってくるのは事実です。
かなり硬いものもかめますし、なんとなく自分の歯の延長線上にある気分になってくるのですが、とにかく歯周病を予防していくのが第一とのことで、歯磨きもさることながらマウスウォッシュなどで常に口の中をきれいにしておくことを心がけるのが重要なようです。
実際に利用していますと朝や晩などはきちんと歯磨きできますが、昼、会社などではそう時間をかけているわけにもいきませんので、マウスウォッシュだけでもだいぶ状況は改善されるということです。
また実際に目視していますと、歯茎の色などで健康状態が維持できているかどうかも自分で判断することができます。
歯医者さんのチェックはほぼ半年に1度ぐらいになりますから、その間のケアは利用者個人の責任で進めていかなくてはなりません。
やはり常に面倒を見てあげる必要のある歯を入れているのであるという意識を持ち続けることが重要だと思います。
とにかくインプラント歯周炎という状況にならないように常に気にしている必要があるということです。
上の歯で、しかもブリッジのような構造になっている人は特に注意が必要なようでやはり複数本数をインプラントにすることはそれだけリスクが高くなることを示しているようです。
今後20年を超える期間を通じての残存率がどうなっていくのか興味深いものがありますが、個人的には高い残存率を維持できるようにしたいと思います。